交通事故と「むちうち症」

交通事故というのは非常に大きい衝撃を身体に与えます。
 
正面衝突・側面衝突・追突という3つの種類の衝突があり、それぞれ身体に与える衝突の具合が違ってきてます。それが首に過度な負担をかけ、「むちうち症」が起きます。
 
交通事故による後遺症のほとんどが、「むちうち」由来のものであり、むちうち症を如何に処置するかが非常に重要になってきます。
 

むちうち症は、どうやって起こる?

netigae寝違え人間の首の動きというのは、一般的に前後方向ともに60°程度と言われています。そしてこの60°を越えるような負担が首にかかったときは、首の周辺部分(骨格・筋肉・靭帯などなど)が伸びたり切れたりゆがんだりして、「むちうち」というものになってしまうのです。
 
交通事故には正面衝突・側面衝突・追突の3つがあるとお話しましたが、実はむちうち症になりやすいのは、「追突」つまり後ろからの衝突の場合がほとんどなのです。
 
正面衝突の場合は、危険を予知出来る場合が多いので、無意識的に過度の負担を筋肉の力で減らしているので、比較的軽度で済むことが多いです。
 
※側面衝突の場合は、むちうちよりひどい「引抜き損傷」というものになることがあります。
 
追突の場合は、そもそも事故を予知できていないので、筋肉が弛緩しているところに急激な衝撃が来て、首が後ろ前に強く投げ出されてしまい、損傷が起こり易くなってしまうのです。
 

むちうち症が後遺症の元

頭痛むちうち症は、安静にしていれば治るというものではありません。
 
しっかりと適切な処置をしないといけないのです。そうしないと後遺症に繋がりやすいからです。
 
首の後ろには迷走神経という脳神経の1つが通っており、心臓・肝臓などとつながっていて、副交感神経としても働きが非常に強いです。
 
つまりこのむちうち症で起った首の損傷を処置しておかないと、過度の自律神経の乱れが起きてしまい吐き気・眩暈・耳鳴り・重ダルさなどがずっと続くようになってしまうのです。
 
病院の診断では「ストレス」にまとめられてしまいがちなので、要注意です。
 
通事故では、事故の後遺症に悩まされて、苦しい生活を送っておられる患者様もたくさんいらっしゃいます。そしてその方たちの多くは、しっかりと交通事故治療を受けていない場合が多いです。
 
もしあなたが交通事故に遭ってしまったら、病院にいくだけでなく、げんき接骨院にもいらしてください。後遺症の元となるむちうちを、しっかりと処置していきましょう

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